日本クルド文化協会は、クルド文化を日本社会に紹介し、クルド民族の文化的アイデンティティを守り、次世代への継承を目的とする組織です。当協会は、日本社会とクルド民族とのかけ橋となることで多文化共生を促進しクルド人コミュニティに教育機会を提供する使命を担っています。その際、日本人とクルド人の両方に向けた語学教育や社会活動を通じて、文化的な豊かさを共有することに尽力しています。

協会の活動分野

  1. クルド文化の紹介

日本クルド文化協会は、日本にクルド文化を紹介するために、クルド文化に関するイベント、展示会、講演会、ワークショップを開催し、音楽、文学、伝統工芸品、など、クルド文化の様々な側面を紹介していきます。

これらの活動を通して、当協会は日本人がクルド民族をより深く理解し、双方の文化交流を促進します。

  1. 日本在住クルド人を対象とする文化継承の支援

当協会は、日本に暮らすクルド民族が自らの文化的価値を保ち、それを次世代に伝えることを目指しています。特に子どもたちを対象とする文化教育プログラムは、クルド語や伝統文化を学ぶ機会として、家庭内で文化的アイデンティティを伝える手助けとなっています。

  1. 多文化共生を目指す取り組み

当協会は、多文化共生推進のため、異文化間の対話プラットフォームやセミナー、共同プロジェクトを組織することで、様々な文化的背景の人々がつどう場を提供しています。このような組織や場を設けることで、多用なコミュニティが絆を強めながら共生する社会を目指します。

  1. クルド民族への教育と礼儀作法の指導

当協会は、クルド人のあらゆる世代を対象に、日本語教育や礼儀作法の指導も行っています。これにより、クルド文化のアイデンティティを守りながらも、日本社会に適応できるよう支援していきます。

  1. 日本語とクルド語の語学教育

「当協会は、クルド人を対象に、日本語とクルド語の学習クラスを開講しています。日本に暮らすクルド人の日本語力向上を通じて、日本社会への適応を促進します。加えて、クルド語教育を通じて、子どもたちや若者たちの、言語を通じた文化的アイデンティティ強化をはかります。異文化間の対話と理解を深めることで、文化的多様性の保護とその豊かさに寄与しています。

団体概要